090207
六本木、国立新美術館で「メディア芸術際」。一言で”盛況”。例年の3倍くらい人きてるとはどこからか聞いた話だけれど、かなりのにぎわい。六本木という立地の良さもあって(以前は写美だったか)増えてるのかもしれない。
作品自体はインタラクティブなものを中心に見て回った。minimum interfaceで一緒だったダーン・ローズガルデが人の動きを検出してファサードとして連結したファンが回る作品を出してたりしてびっくりした。メディア芸術祭と同時開催の形で、学生CG、先端技術ショーケースと見るもの目白押しで、なかなかのボリューム。企画展というよりも一同に会すようなNOWとかMAX的なオムニバスというかショーケースなので、つまみ食い的な鑑賞の仕方じゃないと処理が追いつかない(コンテキストとかそれこそ通底してる者が見つけづらいところもある)し、それでももう一日がかりで見るのに十分な作品数と必要鑑賞時間が想定できた。印象的な作品や技術紹介も多々あったけれど、大賞の”Oups!”は、実際のアニメーションを見ると、こういうセンスは海外っぽい(日本にはないよなぁ)と感じて、そういう手触りの感じられるアニメーションとインタラクティブの直感的な表現は素直に賞賛できた。こういうテキスト読むと、後からメディアアートの定義ってこういうされ方なのね(現状のありかたとの齟齬は別として)みたいなことは理解できて納得した。
あとはカイバのラフ見れたり。線がやわらかいなぁとか。オープンリールのライブも見れた。パフォーマンスとして、演出がすごく上手なのと、アーカイブとしてのビデオがしっかりと作られていて、クオリティが高かったです。さすがに人が多くて、途中から頭痛がひどくなってきたので、長居せず。キャベツと思っても無理です。
出自や出身が作風や方向性とその限界を規定するというのはあり得て、今回の受賞や出展作品と出自の関係性も考えたりした。出自によって共有される思考法というかメソッド。
人の買い物に付き合う、ファミリーセールって面白い。